秋のはじまり、肌がむずむずする日に。こすらない洗顔と「守る保湿」
9月は、真夏ほどの強い日差しが落ち着く一方で、風に混じるほこりや花粉、冷房の乾いた空気などが気になる季節です。「いつものお手入れなのに、なんとなく肌が落ち着かない」と感じたら、何かを足す前に、まずは刺激を増やさないケアへ切り替えてみましょう。
赤みやかゆみが強いとき、症状が長く続くときは、無理にセルフケアを続けず専門家へ相談してください。ここでは、毎日のスキンケアで取り入れやすい穏やかな整え方をご紹介します。
まずは「落としすぎない」洗顔から
洗顔で大切なのは、汚れを落とそうとして肌を動かしすぎないこと。手を洗ってから洗顔料をよく泡立て、泡をクッションにして顔全体へ広げます。指でこするのではなく、泡をそっと転がすようなイメージです。

- 熱いお湯を避け、ぬるめの水ですすぐ
- 生え際や小鼻の脇に泡を残さない
- タオルは滑らせず、軽く押し当てて水分を取る
保湿は、薄い層を重ねるように
洗顔後は時間を空けすぎず、肌に合う化粧水や保湿剤をなじませます。手のひらで頬を包み、押さえるようにつけるのがポイント。乾きやすい頬や口まわりは、乳液やクリームを少量ずつ重ねましょう。

たくさんのアイテムを一度に試すと、どれが合わないのか分かりにくくなります。肌がゆらいでいると感じる日は、使い慣れたものを中心に、工程をシンプルにするのも一つの方法です。
日中に意識したい小さな工夫
- 無意識に頬やあごへ触れる回数を減らす
- 枕カバーや顔に触れるタオルを清潔に保つ
- 日焼け止めも強くこすらず、少量ずつ広げる
- 乾燥を感じたら、肌に合う保湿で水分と油分を補う
今夜からの「3分ルーティン」
1.泡でやさしく洗う
2.タオルでそっと押さえる
3.化粧水と保湿剤をこすらず重ねる
季節の変わり目は、特別なことを増やすよりも、摩擦を減らし、洗いすぎず、守る保湿を丁寧に。小さく静かな習慣が、秋の肌を心地よく迎える準備になります。
